水を使っていないのにメーターが回り続ける原因とは？
目次
はじめに
「水を使っていないのにメーターが回っている」という状況に気づくと、不安になりますよね。水道料金の無駄遣いだけでなく建物の損傷やカビの発生など、放置すると大きな問題に発展することもあります。特に普段から水漏れに注意を払っていない場合、原因の特定が難しくなることもあります。
このような場合考えられる原因はいくつかあり、最も一般的なのは「どこかで水漏れが発生している」ことです。ですがその他にも水道メーターの故障や水の逆流現象などさまざまな要因が影響している可能性があります。
今回はメーターが勝手に回る原因や具体的なチェック方法、修理方法、そして水漏れを未然に防ぐための日常的な対策について詳しく解説します。日常的にできる簡単なチェックを習慣化することで無駄な水道料金の発生を防ぎ、大きなトラブルを未然に回避することができます。
1. まずはメーターの確認を！
水道メーターは、水の使用量を測る重要な設備です。メーターの動きをチェックすることで、どこかで水が漏れているかどうかを確認できます。
確認手順
- 家中の水をすべて止める
蛇口、シャワー、トイレ、給湯器、洗濯機など、水を使用するすべての機器を止めます。 - 水道メーターをチェックする
メーターの中にある「パイロット」と呼ばれる小さな銀色の円盤や三角形の部品が動いているか確認しましょう。 - 動いていれば水漏れの可能性大！
もしパイロットが回転していたら、どこかで水漏れが起きている可能性があります。
2. 水漏れの主な原因
水漏れが疑われる場合、考えられる主な原因をチェックしてみましょう。
① トイレの水漏れ
トイレの水漏れは気づきにくいですが、最も多い原因の一つです。タンクの中のゴムフロートやボールタップが劣化すると、少量ずつ水が流れ続けてしまいます。
確認方法
- トイレの水を流した後タンクの中で「チョロチョロ」という音が続いていないか聞いてみる。
- トイレのボウルに薄い紙を置いて勝手に流れていないかチェックする。
② 配管の破損・水道管の老朽化
家の床下や壁の中にある給水管・排水管が劣化していると、目に見えないところで水が漏れている可能性があります。
確認方法
- 家の外にある水道メーター周辺が湿っていないか確認する。
- 床や壁に水シミができていないかチェックする。
③ 給湯器の故障
給湯器の配管が破損していると、目に見えない場所で水が漏れていることがあります。特に屋外に設置された給湯器は劣化が進みやすいため注意が必要です。
確認方法
- 給湯器の周りが濡れていないかチェックする。
- お湯を出していないのに給湯器が作動している場合は要注意！
④ 屋外の散水設備・水栓の不具合
庭や駐車場にある蛇口やホースの接続部分が緩んでいたり、破損していたりすると水漏れの原因になります。
確認方法
- 蛇口の根元やホースの接続部分から水が漏れていないか確認する。
3. 水漏れを発見した場合の対処法
もし水漏れが疑われる場合は、次のように対処しましょう！
- 元栓を閉める
水漏れが疑われる場合まずは家の水道の元栓を閉めて、水の供給を一時的にストップしましょう。元栓は通常、家の外やメーターボックス内にあります。 - 応急処置をする
小規模な水漏れなら自分で修理できる場合もあります。- トイレの水漏れ → ゴムフロートの交換やタンク内部の調整
- 蛇口の水漏れ → パッキンの交換
- ホースの破損 → ホースの交換や接続部分の締め直し
- 水道修理業者に相談する
見えない部分の配管や給湯器のトラブルは、専門業者に相談するのがベストです。水漏れを放置すると電気代や水道代の増加だけでなく、家のダメージにも繋がるため早めに対処しましょう。
4. 水漏れを防ぐための日常的なチェックポイント！
水漏れを未然に防ぐためには、定期的な点検が重要です。以下のチェックポイントを参考に定期的に確認する習慣をつけましょう。
- トイレの水が止まらずに流れ続けていないか
- 蛇口やホースの接続部分に水漏れの跡がないか
- 給湯器の周囲が湿っていたり、水が垂れていないか
- 床や壁に水シミや湿気がないか
- 水道メーターの定期チェック
まとめ
水を使っていないのにメーターが回る原因は主に「水漏れ」です。特にトイレや配管、給湯器の故障が多くそれが原因となります。
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県のお客様の中で自分で解決できない、更に酷くなってしまった方がいましたらお気軽にミライ水道センターまでご連絡ください。経験豊富なスタッフが駆けつけます！
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